2017年8月28日月曜日

再々集結記念・FirstBlood回想 6/7

解散編

一先ず、続けるしかなかった。
タケも同じような心境であったろう。
バンドをもっと真剣に、と言う思いはあるものの、肝心なやりたい音楽がいったいなんなのかわからなかった。
メタル魂をパンクに売り飛ばしたツケはデカかった。
もうメタルもできない。そもそも歌えてなかったのだ。
かと言って、やはり俺はパンクではない。
先ずは恰好から、と考えてみても、好きなものが定まらなければどうにもピンと来ない。
やはり音楽、自分の魂を鷲掴みするロックを探していた。
模索する中、次のメンバーはすぐみつかった。
誰からどう紹介されたか?、まったく記憶にない。
当時はメンバーを探す必要などなかったのだ。
ギターとベース、誰かおらんか!?と打ち上げで言えば良いだけであった。
ふっと現れ、気づけば一緒にやっていた。
ギターには近藤(Hiro)。
俺はギターは、常にヒーローであれるような存在を欲す。
それは時に容姿、であったり、存在感であったり、音使いであったり。
近藤はと言えば、かなりの美青年であった。
なんでロックになんて目覚めちゃったんだい?と思ったほどに。
ベースはジルと名乗る男と、そのすぐ後にもう一人、ルージュと名乗る青年が。
日増しにファーストブラッド自体の熱も冷めてゆき、再出発からほんの数か月でのあっけない解散となった。
新しいサウンドとの出会いで、遊びバンドの延長線上にあったこのバンドを、もう遊びでも続けることができなくなっていた。
解散前に、俺自身初の東京での初ライヴ、初の東名高速上をボロバンに乗り込み西から東へ、しかも当時憧れていた鹿鳴館でのライヴを、いっちゃんを加え決行したことは今でも楽しい思い出である。
俺にとってはすべてが初の、新鮮な体験であった。
今考えたら、無事に帰ってこれたのが不思議なくらい無茶苦茶な工程であった。
生きているからこそ懐かしめる。ふ~、、。

新しいサウンドとの出会い、それは THE CURE と Nick Cave and The Bad Seeds である。
はじめて聞いた時、正に魂をガシッと掴まれた。
衝撃であった。これだ!と。
聴かせてくれたのはその後共にChaos Modeを組むこととなる、ギターの高見直也であった。
それはEins:Vierへと続く第一歩であるが、この話はまたの機会に。

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First Blood
再々集結GIG決定! HAUNTED HOUSE Vol.9
~Night Of The Living Legend~
10月28日(土) 渋谷aube
チケット/ e+及びOfficialSiteにてチケット予約受付中!
詳細は期間限定特設ページにて→https://suzukibedmusic.wixsite.com/yamadahirofumi/firstblood 
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ソロ4thアルバム"まぼろしのうた"
通販8月31日(木)より受付開始!
9月5日(火)から順次発送!
詳細はOfficialSiteにて→https://suzukibedmusic.wixsite.com/yamadahirofumi/shop
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wipe / throttle ep × NEW HORISON wipe REMIX
wipe17年ぶりとなる新作は、新曲3+同曲リミックスで彩られた6曲入りEPに加え、14曲入りリミックスアルバム (配信のみでのリリースであったNEW HORISON wipe REMIXを再編集&リマスタリング) で構成した血程に濃い二枚組!!
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10月16日(月)より順次発送!
詳細はwipe特設ページへ→
https://suzukibedmusic.wixsite.com/yamadahirofumi/wipe

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yohiaco
[Going high in the sky with your driving]
yohiaco  ×  LUCY’S DRIVE with Makoto Gomi
10/22(日)  下北沢 Laguna
11/5(日)  大阪 POTATO KID
チケット/ 販売中!
詳細はOfficialSiteにて→
http://yohiaco.tumblr.com/live
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Eins:Vier  2017
最新情報はOfficialSiteにて→https://eins-vier.wixsite.com/eins-vier


無題

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